ME Newsの記事として、4月1日(UTC+8)、スタンフォード大学の計算機科学者James Zouが、大規模言語モデルが科学者の査読を支援し、研究の進展を加速させる用途について近日調査を行った。Zouは、約2万件の査読を対象とする大規模なランダム化実験に参加し、AIによる支援が査読の質に与える影響を評価した。研究の結果、AIは客観的で検証可能な誤りや不一致(データの不整合、式の誤りなど)を見つける点で優れている一方で、研究の新規性や重要性といった主観的判断の評価には限界があり、時には迎合的な傾向さえ見られた。Zouは、AIは人間の意思決定を置き換えるのではなく支えるべきであり、科学者が研究の最終的な責任を負う必要があると強調した。また、AIの関与の程度については透明性をもって説明すべきだとしている。実験では、AIのフィードバックが査読の質と査読者の参加度を向上させることが示された。今後は、科学におけるAIの活用を規範化するため、より多くの会議を開催する計画だ。(出所:InFoQ)