仮想通貨界の仲間たちに本音を言うと、短期トレードで派手なインジケーターにこだわる必要は全くない！

実戦で身につけた6つの格言をまとめたので、しっかり覚えて実践してほしい。やみくもに流行を追ったり、適当に売買するよりずっと信頼できる。

第1句：高値圏の横ばいは新高値を待ち、安値圏の横ばいは下抜けに注意。初心者は高値圏で横ばいになったからといって慌てて飛び乗らないこと。大口投資家がエネルギーを貯めていることが多く、重要なサポートラインを割らなければ、後で上昇する確率が高い。ただし、安値圏での横ばいでむやみに底を拾うと“新安値の罠”にはまりやすい。トレンドがはっきりするまで待った方が、損切りを避けやすい。

第2句：横ばい中は無理に動かない。横ばい時は価格変動がほとんどなく、無理にエントリーすると損切りになるか、利益が手数料で消えるだけ。もう少し待って、価格が横ばいレンジを上抜けるか下抜けるか、トレンドがはっきりしてから動くと勝率が高まる。

第3句：陰線で買い場、陽線で売り場を探す。陰線が出たからといって慌てて売り、陽線が出たからといって飛びつくのは典型的な“高値掴み・安値売り”で、ほとんど負ける。大きなトレンドが壊れていなければ、陰線は“割安で買うチャンス”。逆に陽線では“利益確定すべきか”を考える。サポート・レジスタンスを見ながら逆張りすることで、多くのリスクを回避できる。

第4句：下落のスピードで反発を読む。急落後の反発は往々にして強く、緩やかな下落後の戻りはゆっくり。リズムを覚えておけば、リバウンド狙いでも急落を待ってから拾うか、緩やかな下落なら様子見か、タイミングを誤らずに済む。

第5句：ピラミッド式で買い増し。一度に全力買いは絶対ダメ！例えば1000枚買う予定なら、まずは高値付近で200枚、5%下がったら300枚、さらに下がったら残りの500枚を買う。下がれば下がるほど買い増しして平均取得単価を下げることで、“上がったら買い増し、下がったら慌てて売る”という悪循環を避けられる。

第6句：上昇や下落の後は必ず横ばいが来る。数日連続で上昇や下落した後は、必ず“調整期間”に入る。チャンスを逃したくないからと焦ってエントリーせず、横ばいの時期は騙されやすい。横ばいが終わって方向性がはっきりした時——さらに上がるか、反転して下がるか——明確なシグナルを見てから動いた方が安全。

資金の管理方法、タイミングの掴み方、売買のリズムなど、ゆっくりアドバイスできる。遠回りを減らすには、こんな実践的な話が意外と大事だったりする。