フィンテック | 南アフリカのMoya Moneyがアフリカのフリーランサー向けに最新の決済ソリューションを提供

南アフリカのフィンテックスタートアップ、Moya Moneyは、新しいウェブサイトと、フリーランサーや中小企業をターゲットにしたアップデートされたプロダクトオファリングで再始動しました。

2021年3月にThulani Masebenza氏とSabica Pardesi氏（当時ともに25歳）によって設立されたMoya Moneyは、金融ソフトウェアに現代的な感性をもたらしています。元フリーランサーである共同創業者たちは、南アフリカと英国を拠点に、独立した働き手のニーズに特化したMoya Moneyを設計しました。

このスタートアップはすでにフィンテック分野で認知を獲得しています。ローンチ直後に最初のエンジェル投資家を獲得し、スペインのTenityグローバルフィンテックインキュベータープログラムに選出され、南アフリカ初の参加スタートアップとなりました。

Moya Moneyは、フリーランサーの自立を支援しつつ、働き手と企業の協業を促進する点で際立っています。このアプリは請求書発行や支払いを効率化し、ユーザーが収入をより効果的に管理し、情報に基づいた財務判断ができるよう支援します。

*「自分たち自身が経験した問題を解決したかったのです」*とCOOのSabica Pardesi氏は述べています。

「私たちの目標は、コミュニティをリードし影響を与えることで100万人にインパクトを与えることです。」

Moyaは、この分野に新たに参入した企業のひとつに過ぎませんが、アフリカ全土でフィンテックの関心を集めています。アフリカの労働者は、国際決済の主要プラットフォームの一つであるPaypalの利用時にしばしば懸念を表明しており、米国のフィンテック企業がアフリカ人の資金引き出しを難しくしていると指摘する声もあります。

2024年1月には、ナイジェリアのフィンテックスタートアップClevaが、アフリカ全土で国際決済インフラを強化するためにプレシード資金$1.5ミリオンを調達しました。Y-Combinatorの支援も受けており、2023年にTolu Alabi (CEO)氏とPhilip Abel (CTO)氏によって設立され、アフリカの個人や企業に米国拠点のアカウントを提供し、米ドルの受け取りを容易にしています。

東アフリカでは、ケニアのPaydが2023年にローンチされ、決済プロセスの効率化、財務管理の改善、フリーランサーが収入を効果的に管理できるよう支援する体制を強化しました。同社のソリューションはMozilla Africa Innovation Challengeで際立ち、KES 4百万 ($27,529.25) の助成金を獲得しました。

Moya Moneyは引き続き、フリーランサーや企業のための財務管理の革新に取り組んでおり、今後リリース予定のアプリのウェイトリストへの参加を希望するユーザーを歓迎しています。