トレードで最も辛いのは損失を出すことではなく、ずっと無駄に忙しくして同じ失敗を繰り返し、決して前進できないことだ。



第一歩:運任せ
大物トレーダーやインフルエンサーから方針を見て、全力投資・高レバレッジでギャンブル。少しでも利益が出たらすぐ逃げ、損失が出たら耐え続け、大損したら本気で回復を祈る。元に戻ればすぐに逃げ出し、ロスカットされると人生を疑い始め、大物トレーダーを罵る。「プロジェクトや取引所と結託して個人投資家を搾取している」と怒る。
これはトレードではなく、ただの運任せだ。市場があなたを搾取しているのではなく、自分自身で自分を差し出しているだけ。

第二歩:テクニカル/指標への盲信
運任せがダメだと気づき、テクニカル分析を学び始める。移動平均線、エリオット波動理論、缠論、チャートパターン、ダイバージェンス……専門用語を並べて、まるで理解しているかのように見せかける。しかし学べば学ぶほど損失が増える。
指標自体が問題なのではなく、あなたが楽をしたい、ツールに思考を任せて「これが正解」と思い込んでいることが問題。

第三歩:ルールを理解する
技術よりもルールが重要だと気づき、シンプルなシステムほど生き残れると分かる。複雑なテクニカルロジックを追い求めず、最もシンプルなロジックで市場を見る。ブレイクしたらエントリー、下抜けたら撤退、間違えたら損切り、正解なら保有。
でも、ここで自分ができると勘違いしないこと。
最大の問題は、実行力。ルールはあるが勇気がない。上がってもエントリーできず、下がってもショートできない。
計画はあるが貫けず、事前に考えた通りに動けない。

第四歩:確率を理解する
ここまで来ると、プロのトレーダーのようになる。規律が本能となり、切るべき時は切り、決済すべき時は決済する。トレードの本質をやっと理解する。1回の勝ち負けにこだわらず、損失も「試行のチケット」として受け入れる。
すべての取引で勝つことを求めず、もっと重要なのは長期的な戦略と複利。長期的に見ればもっと多くを得られる。

第五歩:人間性を悟る
本当に悟った者は、
市場は指標でも技術でもチャートでもなく、人間性そのものだと知る。価格は人の感情、トレンドは人の欲望、ボラティリティは人の葛藤に見える。
市場に向き合うとき、興奮も焦りも貪欲も恐怖もなく、エントリーは呼吸のように、イグジットは瞬きのように、感情はなく、人間性と確率が一体化する。

実は市場は難しくない。難しいのは、自分の怠惰、貪欲、恐怖、ためらい…それらと向き合えないことだ。
今、あなたは第何歩目?🙌🙌🙌
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