最近この出来事には本当に不意を突かれた！FRB（米連邦準備制度）が突然方針転換し、暗号資産市場全体が一瞬で緊張モードに入った。BTCやETHはこのまま沈んでしまうのか？私の判断はまったく逆だ――このパニックの中にこそ儲けのチャンスが隠れている。

12月のFOMC議事要旨が公表されると、市場の楽観的な緩和政策への幻想はほぼ打ち砕かれた。FRBのメンバーたちの態度が一斉にタカ派へと転じ、「インフレ圧力は依然として存在する」「現在の金利水準を維持する必要がある」と繰り返し強調、来年の利下げ回数の予想を2回未満にまで引き下げた。この対応で多くの人が慌てだし、「すぐに全て売却してリスク回避すべきか？」とDMしてくる人も増えた。

ちょっと待って、慌てて決断するのはまだ早い。私は8年間暗号資産市場を見続けてきたが、こういう時こそ冷静になるべきだ。これは「冬の時代」のサインではなく、本物を見極める絶好のチャンスだ。

まず確認すべきなのは、今回の「タカ派」発言の本当の意図は何かということだ。

「利下げの一時停止の可能性」に怯える必要はない。議事要旨を細かく読んだが、核心はただ一つ：FRBは積極的にバブルを抑えにかかっているだけで、市場を本当に追い詰めるつもりはない。仮に本当に利下げとなっても、それは「ソフトランディング」を狙った穏やかなもの――インフレ再燃を抑えつつ、経済の急激な失速も防ぐため、あえて厳しい発言で市場を冷やそうとしている。

これが暗号資産にとって短期的なプレッシャーになるのは間違いない。ドル指数はすでに上昇し始めており、暗号資産市場は流動性の変化に常に敏感だ。ただし、重要なポイントがある：今年10月の「パウエル・ショック」は完全な奇襲で、市場は全く準備できていなかった。だが今回は違う、事前に警告があった分、クッションが効く。私の経験からすると、今回の下落幅は前回の半分を超えないはずだ。

歴史が教えてくれるのは――(原文未完整)