最近トレードノートを整理していたとき、ここ数年で試行錯誤しながらまとめた自分なりのシステムが、ちょうど7つのモジュールに分解できることに気づきました――正直に言うと、市場で本当に稼いでいる人は、誰もが自分だけのやり方を持っています。

まずは相場判断について話します。マクロの観点では、金利の動向やCPIデータに必ず注目する必要があります。これらは資金の流れに直接影響します。ミクロの視点では需給を見るべきです――たとえば、あるコインの流通量が突然急増したり、プロジェクト側が買い戻しを始めたり、こうしたシグナルには敏感でなければなりません。ブラックスワンイベントも無視できません。地政学的な緊張や、どこかの国の政策転換があれば、相場は一瞬で反転します。もう一つのコツは、関連市場を観察することです。米国株のテックセクターが下落すれば、暗号市場も高確率で影響を受けます。

テクニカル分析については、私は移動平均線システムとトレンドラインを組み合わせて方向性を見極めるのが習慣です。値動きにはパターンがあり、ヘッド＆ショルダーや三角形ブレイクアウトなどのクラシックなチャートパターンが出現したときは、しばしばエントリーシグナルとなります。MACDはトレンドの強さを確認するのに使い、RSIは高値掴みかどうかを判断するのに役立ちます。ボリンジャーバンドが収束しているときは、大きな値動きが近いサインです。出来高も合わせて見なければなりません――出来高を伴うブレイクアウトだけが信頼でき、出来高が少ない上昇はたいていダマシです。

ストラテジー設計について：エントリーはタイミングをしっかり見極める必要があります。例えば、あるコインが重要なレジスタンスを突破し、オンチェーンデータでクジラが買い増しているのが分かったら、そのときにエントリーを検討します。デイトレードの場合は5分足を見て、スイングトレードなら4時間足や日足レベルで判断します。

エグジットはさらに重要です――利確は通常、リスクリワード比を1:3に設定するか、トレイリングストップで利益を確保します。（続く）