11月の取引帳簿をめくり終えた。正直言って、かなり惨めだった——丸々25日間ずっと損失を出し続け、わずか5日だけかろうじて少し取り戻せた。

でも今回は、慌てて記録を消してやり直すことはしなかった。損をした日々には、すべての失敗トレードを一つずつ分解して見直した。なぜ高値追いをしてしまったのか？なぜ損切りラインでまた手が鈍ったのか？BTCのあの調整局面には明らかなサインがあったのに、なぜ乗れなかったのか？ETHのレンジ相場を何度も出入りして、手数料だけで結構な損をした。

こうした「間違い集」をきちんと整理した後、戦略を3回改訂し、メンタルも以前ほど焦らなくなった。今振り返ってみると、あの5日間の利益よりも、この25日間のもがき苦しみの方がずっと身になった気がする——結局、市場はいつも自分の思い通りにはならないけれど、振り返りと修正をする力はずっと自分に残る。

損失を出すことは恥ではない。振り返らないことこそがもったいないのだ。