最近、予測市場でいくつかのプレイを掘り下げている。ここで、共有する価値のある簡単な思考実験がある。

設定はこうだ。98%の確率で決着するベットを探す——例えば24時間以内に結果が出るイベントなど。論理はほとんど単純すぎるくらいだ。ほぼ確実な結果なら、ほぼ保証されたリターンになるはずだろう？

合理的な仮定に基づいていくつか数字を計算してみた(実行スキルに少し楽観的な見方も加えて)。そのデータは、これらの市場におけるリスクとリターンのダイナミクスについて興味深いストーリーを語っている。

面白いのは、マーケットより賢くなることではないという点だ。確率と流動性が交差する構造的な非効率性を見つけることにある。優位性は予測そのものではなく、これらのプラットフォームが「ほぼ確実」をどう価格付けするかを理解することにある。

もちろん、「98%の確率がある」と「100%保証されている」は同じではない。その2%は、レバレッジをかけすぎると手痛い目に遭う。しかし、ポジションサイジングを正しくできる人にとっては、こうしたミクロな優位性は従来のトレード手法とは違った形で複利的に効いてくる。