刚出炉のデータはちょっと面白い——

米国11月のADP雇用統計がまさかの大幅悪化：増加どころか、3.2万件の雇用が消失。市場は事前に5,000人増加を予想していたので、このギャップはかなり大きい。

一方で、10月のデータは少し上方修正され、発表済みの4.2万人から4.7万人に。とはいえ、11月のこの大きな落ち込みには到底及ばない。

**これは何を意味するのか？**
労働市場が明らかに冷え込んできている。この傾向が続けば、今月のFOMCでFRBが50ベーシスポイント利下げする確率がさらに上昇したことになる。

仮想通貨市場にとっては、流動性緩和の期待が高まるのは通常悪いことではない。まだ空売りポジションを必死に耐えている人は、そろそろ気が気じゃなくなってきたのでは？