#ETH巨鲸增持 $ETH この上昇局面には、警戒すべき細かいポイントがいくつも隠れています。

24時間で8%以上上昇し、価格は2780から一気に3040超まで駆け上がりました。K線（ローソク足）の形はかなり強く見えますが、出来高をよく見ると問題が——典型的な価格と出来高の乖離です。

15分足で3120の高値に触れた際、出来高は10%-18%縮小。1時間足で3040を突破した陽線も、出来高は直近高値時の半分にまで減少。価格が上がるほど買い圧力は弱まり、こうした動きはあまり良い兆候ではありません。

いくつかのキーレベルに注意が必要です：

3120の水準は、何度も高値を試しても定着できず、むしろダマシのブレイクのよう。3170付近はさらに大きな抵抗があり、上値には損切り売りや過去の出来高集中帯が重なり、明確なレジスタンスゾーンとなっています。

オンチェーンデータを見ると、大口投資家のコスト帯は3050-3100に集中。現在価格がこのレンジの上限にあり、個人投資家の熱狂と「全ネットで3200突破だ！」という雰囲気が高まっている今こそ、むしろ一層注意が必要です。

よくある手口は、3120-3170まで一気に引き上げて買いを誘い、その後3050-3080まで押し戻して浮動株を洗い、残りが整理されてから本格的な上昇を狙う流れです。今回の急上昇も、むしろその後のためのエネルギー溜め込みの可能性が高いです。

今後48時間で注目すべきは：
出来高を伴って3170を突破し、3200で安定すれば強気継続が確認できる
出来高が細ったまま高値を試しても抜けなければ、3080や3050のサポートを再テストする可能性が高い
2900を割り込む可能性は低い（約20%）、機関投資家のコスト帯がその下支えになっているため

ひと言アドバイス：飛び乗りは慎重に。出来高の変化とキーレベルをしっかり見極め、短期的な衝動で高値掴みにならないように。相場が荒れる時こそ、冷静さを保つことが最も大切です。