ビットコインがまた深夜に急騰しましたが、まだ興奮するのは早いです。

じっくりチャートを見ている人なら気づいたはずです——今回はかなり急上昇しましたが、出来高が全くついてきていません。このことから二つの要素が感じられます：

**一つ目は、契約側でのレバレッジによる連続ロスカット**で、ロング勢が受動的に価格を押し上げたこと。**二つ目は、直近の下落があまりにも急だったため**、上側の売り注文が途切れ、供給が一時的に枯渇し、少しの買いでも価格が押し上げられる状態になっています。

では、今どう行動すべきでしょうか？

その勢いで飛びつきたい手を、まずは抑えましょう。今の位置は、本当に積極的に攻めるべきタイミングではありません。

**重要なのは、93880この位置をしっかりキープできるかどうかです。**万が一突破して94000まで到達し、その後2%調整が入っても前回高値の92000以上を維持できれば、リバウンドが確定したと見なせます。もしその後もBTCが吸血型で主導（アルトコインがついてこれない）で上昇し続けるなら、この日足レベルのリバウンドは99000〜100000まで問題なく狙えます。

しかし、この重要なレンジを突破できなかった場合は？私はレンジ相場になる可能性が高いと見ています。

週足で見ると、BTCはすでに1ヶ月以上下落しています。歴史的なパターンでは、これだけ一方向の相場が続いた後は、しばらく横ばいの整理期間に入り、次の方向性を模索することが多いです。この時期は、むしろ小型銘柄の異変に注目すべき——上げでも下げでもチェックする価値があります。

最近は市場も静かで、普段騒がしい"トレーダー"たちも大人しくなっており、むしろ相場の動きをよりクリアに感じられます。

例えば今回の急騰、12月2日に84000まで一気に下落してすぐに戻し、典型的なヘッドアンドショルダー・ボトムを形成しました。その時点ですぐにショートを手仕舞いして様子見に切り替えました。91000付近でのショートチャンスも、リズム感が非常に明確なポイントでした。

外野の声に惑わされず、全てチャートの事実から判断しましょう。自分自身のトレードシステムは自分でコントロールしましょう。