11月11日 暗号資産市場ダイジェスト

規制動向が熱い

IRS(米内国歳入庁)がついに重い腰を上げた。暗号資産ETF(上場投資商品)がステーキングで報酬を得ることを公式に認可するセーフハーバーガイダンスを発表。つまり、合法的にデジタル資産を運用できるということだ。

米国政府閉鎖問題も進展。上院の資金決議案成立後、96%の確率で11月中旬までに終息するとの市場予測。ただしACA(医療保険補助金)の争点は残っており、中間選挙向けの責任転嫁バトルはまだ続きそう。

注目は上院農業委員会がドラフト版の暗号法を提示。CFTC(商品先物取引委員会)にデジタル商品と資金調達の監督権を与える内容だが、予算配分や部門間の権限衝突といった実装レベルの課題は未解決のまま。与野党の協力は進んでいるものの、詰めの部分は難しい。

実ビジネスの動き

スタンダードチャータード銀行とDCSが手を組んだ。DeCardステーブルコインをシンガポールのクレジットカードで使えるようにする。暗号とトラディショナル金融が繋がる瞬間だ。

Coinbaseが英国で動いた。GBP建ての定期貯金を開始、年利3.75%で即座にアクセス可能。FSCS保護で£85Kまでの保障付き。イギリスのユーザーにとっては使いやすいオプションが増えた。

Uniswapは大型アップデート「UNIfication」を提案。LabsとFoundationを統合し、プロトコルフィーを有効化してUNIトークンを100Mベースでバーンする計画。手数料ゼロ、ガバナンスも改革する大きな舵取りだ。

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