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ETH現物ETFが本当に登場?機関投資家の狂喜の裏で知っておくべき真実

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推測から現実へ:5月の「加速日」

2024年5月、米国SECの一連の動きが市場全体を震撼させました。

タイムラインざっくりまとめ

  • 5月20日:SECがすべての申請者に即時の情報更新を要求
  • 5月24日:重要な19b-4書類が承認(これはグリーンライトのサイン)
  • 5月末:BlackRock、ARK、Fidelityなどの大手が正式参入

簡単に言えば、ずっと待っていた宅配便にようやく動きがあった感じです。

ETH現物ETFとは何か?

名前に惑わされないで、実は3つのポイントだけ:

1. 機関があなたの代わりにETHを購入

  • 自分でウォレット、KYC、取引所選びをしなくていい
  • 株式口座で普通のファンドのように買える
  • BlackRockやFidelityなどの大手機関が実際のETHを保有

2. 実際の価格を追跡

  • 先物の仮想ヘッジとは違う
  • 機関が直接ETHを持ち、ETHが上がれば一緒に上がる
  • デメリットは、機関がETHを貸し出したりステーキングして追加収益を得る可能性がある(いわゆる「利ざや取り」)

3. リスクポイントが明確

  • 管理費がかかる(年率0.5~0.95%、高いよね?)
  • 本当にETHを所有しているわけではなく「収益権」を持つだけ
  • 株式市場が休みの時は買えない(24/7の暗号市場 vs 9時から16時の株式市場、大きな違い)

3大メリット、でも早く喜ばないで

メリット

  1. TradFi初心者の入場券 → 株を売買する人がウォレット不要で直接ETHに投資可能
  2. 機関の合法的参入 → 年金基金や投資信託が法規制クリアで正式に参入できる
  3. 新しい取引手法 → 空売りやカバードコールで「寝て稼ぐ」など、取引手法が多様化

デメリットも痛い

  1. コストが重い → 年率0.95%なら100万円分のETHで毎年9,500円の管理費。S&P500 ETFは0.03%なので30倍以上高い
  2. 本当の「自分のコイン」ではない → 機関が倒産?ETF清算?可能性は低くてもリスクは存在
  3. 取引時間が制限される → 深夜3時に買い増ししたい?市場休止中で無理。24時間取引慣れした暗号勢には悪夢

機関の戦略的狙い

要するに、大手機関が注目しているのは何か?

長期的なロジック

  • イーサリアムはすでに10年の実績、スマートコントラクトのエコシステムが成熟
  • NFT標準、DeFiレンディング、PoSアップグレード…すべて明確なイノベーション
  • 2010年代の草コインと違い、ETHは時間の試練を乗り越えた

スタンダードチャータード銀行の予想(参考までに):

  • 2024年末:8,000ドル
  • 2025年:14,000ドル

誇張に聞こえる?でも機関投資家が根拠なく強気発言はしない。

あと一歩

19b-4書類の承認は第一関門。次はS-1登録――SECがもう一度審査します。通常、数週間から数か月かかる場合も。

でも、ほぼ決まり。これは「実現するか」ではなく「いつ実現するか」の問題。

誰が買うべき?

向いている人:株式口座ユーザー、ウォレットが苦手な機関投資家、分散投資したい保守派

向いていない人

  • 「Not your keys, not your coins」を信奉するガチ勢
  • 24時間取引が好きなデイトレーダー
  • 年率0.95%の管理費に敏感な長期ホルダー(毎年支払い、複利で上昇を相殺)

最後に

ETH現物ETFは、暗号市場に「正規ルート」を追加するようなもの。革命ではないけど、間違いなく裾野は広がる。

問題はETF自体の良し悪しより、あなたがどんな取引体験を求めるか。安全で安定した合法ルートがほしいならどうぞ。資産を本当に自分で管理したいなら、現物ETHの購入が一番おすすめ。

ETH4.61%
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