オーダーブック(板情報)を完全解説:トレーダーが最初に理解すべき基礎知識

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暗号資産の取引を始めたばかりの人なら、チャート画面に表示される買い気配と売り気配のリストが何かわからないかもしれません。それが**オーダーブック(取引板)**です。これをマスターすれば、市場の需給状況が一目瞭然になります。

オーダーブックって何?簡単に言うと

オーダーブックは、取引所で今この瞬間に「買いたい」「売りたい」と待っている注文の一覧です。相場の需給バランスを可視化したものと考えればOK。

色の意味:

  • 赤 = 売り気配(売却したい価格と数量)
  • 緑 = 買い気配(購入したい価格と数量)

例えば、ビットコインの場合:

  • 最良売気配値:7,045.50ドル
  • 最良買気配値:7,044.50ドル

この場合、価格を7,046.00ドルまで上げたければ、7,045.50ドルの売り注文258,951枚をすべて買い切ることで、自動的に次の売り気配まで価格が上昇します。

トレーダーが板情報から読み取れる2つのこと

1. 注文の厚さで買い圧と売り圧を判断

買い指値が大きく積み上がっている = 買いたい人が多い = 価格上昇の可能性 売り指値が厚い = 売りたい人が多い = 価格下落のリスク

2. 気配値の広さで大口取引の危険度を予測

スプレッド(買値と売値の差)が小さい = 流動性が高い、大口でも価格が動きにくい スプレッドが大きい = 板が薄い、大きな注文で相場が大きく変動する可能性

プラットフォーム設定:0.5と1の使い分け

板情報の表示粒度は右上ボタンで切り替え可能。詳細度によって見える情報が異なります。

⚠️ 重要な注意点

板の厚さは流動性を示していますが、トレーダーが約定前に注文をキャンセルすることもあるため、板だけで相場を完全予測することは不可能です。常に複数の情報を組み合わせて、慎重に判断しましょう。

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