インドで2億8,500万ルピーの暗号詐欺事件が摘発、偽の求人アプリの手口が明らかに

【暗号資産界】インドでまた大きな事件が発生しました。法執行機関がネット詐欺グループを摘発し、事件の金額は2億8,500万ルピーに上ります。このグループが使った手口は非常に典型的で、偽の求人アプリを作り、WhatsAppやTelegramで人を勧誘していました。

最初は少し利益を与えて「稼げる」感覚を味あわせます。もっとお金を投入して出金しようとすると、「申し訳ありませんが、アカウントが凍結されました」。さらに悪質なのは、4,810万ルピーをKYC認証をしていないインドの取引所の口座に移し、直接USDTに換えて逃亡したことです。

良いニュースとしては、法執行局の対応が早く、92の銀行口座から8,460万ルピーを回収できました。しかし悪いニュースもあります。公式は、同様の詐欺が全国各地でまだ活発に行われていると警告しています。

昔から言われている通り、「うまい話には裏がある」。指を動かすだけで稼げるような案件を見かけたら、くれぐれも警戒心を持ちましょう。