ビットコインが102000ドルの節目を突破し、イーサリアムが3400ドルを維持した後、今後の注目点はこの範囲内での安定性が維持できるかどうかです。これが今後の上昇を支える堅固な基盤となるかどうかが焦点です。日足レベルでは、上方の最優先短期抵抗は104000ドルと3480ドル付近に集中しています。一旦これらを突破すれば、上昇余地が拡大し、抵抗は少なくなります。ただし、週末は全体的に修復と調整の段階に入る可能性が高く、無理に高値追いをするのは避けるべきです。

四時間足では分化した動きが見られます。ビットコインは先行して高値に達した後、反落しています。一方、イーサリアムは明らかにトレンドの強さを増しています。これまでのライブ配信でも強調してきた基本的なロジックは、ビットコインが横ばいまたは小幅上昇の局面を維持し、イーサリアムやアルトコインが同時に上昇を続ける場合、市場にはさらなる上昇エネルギーがあるというものです。取引の際は、破綻しない範囲で持ち続け、規律を守ることが重要です。

日足の移動平均線（MA）指標を見ると、7日移動平均線はそれぞれ3488ドル（イーサリアム）と104200ドル（ビットコイン）に位置しており、これは深夜の高値未突破の重要ポイントです。週末の修復局面では、一時的な調整や押し戻しの可能性に注意を払う必要があります。

【取引操作の提案】
ビットコイン：103000-103600の空売り、ターゲットは101800-100800付近
イーサリアム：3450-3490の空売り、ターゲットは3300-3380付近