GMTトークン体験記:歩いて稼ぐ仮想通貨の実力と疑問点

歩くだけで稼げるって?初めて「STEPN」のGMTトークンを知った時、正直怪しいと思った。だって考えてみてよ、運動するだけでお金が増えるなんて、あまりにも美味しい話じゃない?

でも実際に使ってみると、このMove to Earnの概念が結構面白いことに気づいたんだ。毎日の健康管理と収入を同時に得られるって、なんだか新しい生き方の提案にも思える。

STEPNの仕組み - 単なるゲームじゃない

STEPNは歩いたり走ったりして仮想通貨を稼ぐNFTアプリ。正直言って最初は「またお金儲けの罠か」と懐疑的だった。特にスニーカーNFTを買うために数万円も必要だって聞いた時は眉をひそめた。

でも大手取引所で取引できるGMTトークンは、単なるゲーム内通貨じゃない。これは仕組みをよく見ると面白い。レベル30のスニーカーを持ってないと手に入らないから、簡単には増えないようになってる。つまり希少価値が保たれるわけだ。

GMTの素顔 - 価値と疑問点

GMTの現在価格は約6円。時価総額190億円ってところ。発行上限が60億枚に設定されてるから、インフレ対策はされてるみたいだけど、この価格が適正かどうかは自分で判断する必要がある。

個人的には、ガバナンストークンとしての機能が本当に機能してるのか疑問だ。投票権が保有量で決まるって、結局お金持ちが主導権を握る仕組みじゃないか?分散化を謳いながら、実は中央集権的な側面も残ってる気がする。

儲かるの?それとも遊びなの?

友達は「毎日30分走るだけで月に数千円稼げるよ」って言ってたけど、実際はどうなんだろう?レベル30のスニーカーを手に入れるまでの投資と時間を考えると、単純な収益目的なら他の方法もありそうだ。

でも、健康のために運動する習慣がついて、おまけにちょっとした収入があるなら悪くないかもね。ただ、市場の変動次第では収益性は大きく変わるから注意が必要。

エコシステムの将来性と懸念点

Find Satoshi Labは他にもDOOARやMOOARなどのサービスを展開してるみたい。単一アプリに依存しない戦略は賢いと思う。

GMT Payによって実生活でも使えるようになったのは良い進化だけど、正直これってどれだけの店で使えるの?実用性はまだ限られてるんじゃないかな。

ASICSやAdidasとのコラボは確かに注目を集めたけど、一時的な話題作りじゃなく持続的な価値を生み出せるかが重要。ブランドコラボって往々にして一過性のブームで終わることも多いし。

始めるか迷ってるなら...

GMTとGSTの違いは明確に理解しておいた方がいい。GMTはガバナンス用で発行上限あり、GSTは日常的に使うユーティリティトークンで上限なし。

始めるなら数万円の初期投資が必要だけど、本気で取り組む気があるならアリかも。ただし、「すぐに元が取れる」という甘い考えは捨てた方がいい。

最後に一言

GMTは確かに革新的な試みだけど、投資対象としては慎重さが必要。「歩いて稼ぐ」という魅力的なコンセプトの裏に、しっかりとした経済モデルが続くのか?その辺りは冷静に見極めたい。

健康増進と小遣い稼ぎを兼ねたエンターテイメントとして楽しむなら、アリかもしれないね。でも「これで大金持ち」を夢見るのは危険だよ。何事も適度が一番。

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