Kローソク足の48種類の深掘り解説：チャートの読み方ガイド

中国の株式市場が1990年に開設された時、Kローソク足が採用されました。でも面白いことに、その研究は長らく日本人の成果に限定されていたんです。単一や二本、複数のローソク足の局所的な統計はあっても、体系的なモデルには至っていなかった。つまり、現状のKローソク足研究はまだ浅いと言えるかも。

指標とローソク足の分析は株取引に欠かせないプロセス。でもね、これらの技術分析はあくまで参考です。古典的なパターンから導かれた結論が絶対に正しいとは限らない。実際の取引では、状況に応じた判断が必要。一律の結論は危険。

Kローソク足チャートってなに？

これは陰陽ローソクとも呼ばれてるんです。徳川時代（1603〜1867年）の米市場が起源。最初は米価の変動計算用だった。後に株価分析に使われ始めて、東南アジアに広がった。

直感的で立体感があるから、投資家に大人気。実は結構正確に市場を予測できる。買い手と売り手の力関係がはっきり見える。投資判断の強い味方です。

Kローソク足の48種類

陽線24種類、陰線24種類、合計48種類に分類されるんです。形はほぼ同じだけど、上昇か下降かの性質が違う。陽線は小・中・大陽線と十字星（陽）の4タイプ。

これらはさらに実体とヒゲの長さで6パターンに分かれます。陽線の実体が大きいほど買いが強く、その後上がりやすい感じ。下ヒゲが長いと買いが強く、上ヒゲが長いと売りが強い。不思議と法則性があるんですよね。

陰線も同じく4タイプに分かれて、それぞれ6パターンがあります。実体が大きいほど売りが強くて下がりやすい。ヒゲの長さも同じように意味を持っています。

よく見られる5つのパターン解説

1. モーニングスター

下降中に強い陰線が出現。その次の日、下に大きく窓開けした十字型かハンマー型が現れる。間にギャップができるんです。最終日に長い陽線が出て、買いが強まる兆し。

このパターン、下降トレンドの終わりによく出ます。他の指標と併せると役立ちますよ。

2. イブニングスター

上昇中に長い陽線が出て、翌日上に窓開けした十字型かハンマー型が現れる。3日目に長い陰線。モーニングスターの逆バージョン。

上昇中にこれが出たら要注意。トレンド反転か調整の始まりかも。売りどきかもしれません。

3. 赤三兵

毎日の終値が前日を上回る。始値が前日の陽線内にある。終値がその日の高値付近。よく見かけるパターンで、これが出ると上昇しやすい。でも正確な定義は難しいみたい。

4. 三羽がらす

上昇中に3連続で長い陰線が出る。終値が前日最安値を下回り、始値が前日の実体内。終値が最安値付近。赤三兵の反対パターン。

市場が頂点近くにいる合図。これからさらに下がる可能性大。

5. ダブルギャップ・ダウン

個別銘柄の頂点でよく見られる。長い陽線の後、2日連続で窓開け高スタートするのに陰線で終わる。買い手が2日続けて上昇を試みたけど失敗。

島型反転の確率が高まります。ここでは利益確定や持ち株削減を考えて、様子見するのが賢明かも。