韓国の通信大手KT NFTプラットフォームを閉鎖

総資産が320億USDを超える韓国の通信大手KTコーポレーションは、3月4日付けでNFTプラットフォーム「MINCL」を閉鎖します。同社は、デジタルトランスフォーメーションの子会社であるKT Enterpriseの管理下で運営されていたプラットフォームを閉鎖した理由として、「ビジネス環境の変化」を挙げています。

この発表では、Wiz Rookie Pack NFT(同社所有のプロ野球チームを称えるデジタルカードコレクション)KT保有者に、NFTを外部のMINCLウォレットに転送するよう指示しました。

伝えられるところによると、MINCLは2022年4月にローンチされ、個人および機関ユーザー向けにNFTマイニング、取引、ウォレットサービスを提供しています

###韓国企業のNFTが徐々に「萎縮」している状況

先月、韓国のゲーム開発会社Netmarble F&Cは、メタバース部門の従業員70人全員を解雇し、子会社を清算したと報じられました。

一方、競争力のあるローカルゲームメーカーであるCom2uSは、2023年第3四半期に約970万USD営業損失を計上したと報じられた後、昨年9月にCom2Verseメタバース部門の人員をリストラしました。

最後に、現代グループ傘下の小売グループである現代百貨店も、デジタルウォレットサービス(H.NFT)を3月末で終了します。

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