アメリカのTelegramユーザーはTON Walletにアクセスできるようになりました。

アメリカのTelegramメッセンジャーのユーザーは、内蔵されたTON Wallet暗号ウォレットにアクセスできるようになりました。この情報はTON Foundationによって確認されました。

これは、The Open Platform (TOP)によって2023年にブロックチェーンThe Open Network (TON)を基盤に開発された非カストディアル暗号ウォレットです。アメリカでのローンチにより、現地のユーザーはメッセンジャー内で暗号資産を直接送信、受信、保管する機会を得ることができます。

CNBCから得たリリースによると、これは米国市場での初めての同様の決定です。その一方で、TOPはかなり前から拡大を計画していましたが、規制上の制約のためにそれを早く実施することができませんでした。

TON Walletへのアクセスは、ユーザーがミニアプリを通じてThe Open Networkのより広範なエコシステムと相互作用することを可能にします。

エンドリュー・ロゴゾフ、TOPのCEOは、CNBCのコメントで、このソリューションの目的と、会社の全体的なミッションは、暗号資産へのアクセスを簡素化し、民主化することだと述べました。

TON Walletは、キーを失った場合にアクセスを復元することも可能です。シードフレーズの一部はTelegramのアカウントに紐付けられ、もう一部はe-mailに紐付けられていますとロゴゾフ氏は述べました。

資金の入出金は、特にMoonPayなどの仲介者を通じて行われます。また、TON Walletは、ステーキングを含む組み込みの金融商品を提供することができます。

なお、暗号ウォレットは2023年11月にTelegramに統合され、TONブロックチェーンの導入に向けたより大規模な戦略の一環として行われました。